「伝わる」のルール 体験でコミュニケーションをデザインする「伝わる」のルール 体験でコミュニケーションをデザインする
著者:伊藤 直樹
販売元:インプレスジャパン
発売日:2009-09-17
おすすめ度:4.0
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今日はこの本を読みました。
非常に発見の多い本でしたのでその気になった点をメモ。
お客さんに対してこちらから働きかけ、そこで起こった行動に対してさらに働きかけ・・・・・・と相互関係を作り出していくことで、カタルシスのある"体験"を提供している。こういうものがインタラクティブを用いたコミュニケーションの基本だとぼくは考えています。(P45)

企画のよしあしは、やはりビッグアイディアで決まるということでしょうかね。ビッグアイディアというのは企画のコアになるアイディアで、キャンペーンのコンセプトにあたる部分です。<中略>まずはそこを見つけることです。それがなければなにもはじまらない。そのうえで、ビッグアイディアを囲むようなイメージで、メディア展開の仕方や、コピー、デザインといった表現などのキャンペーンを構成するすべてを考えていくんです(P66〜67)

注意しなくてはいけないのは、ビッグアイディアがシンプルなものになっているかどうか、というところですね。すべての中心になるものであり、コアメッセージでもありますから、考え抜いて、ムダを削いで、ひとことでいえるくらいところまで整理しておく必要があるんです。(P72)

「身体性に根ざした体験」を提供できるところに、インタラクティブの本当の可能性がある(P126)

最近はクロスメディアなんていって、やたらとメディアを掛け合わせようとする傾向があるようですが、仕組みを複雑にすればいいというものじゃないんです。大切なのは、必要なメディアだけを使って、必要な体験を提供することですから、余計なことはしなくていいんですよ。(P185)


ビッグアイディアの件なんかは特にぎくりとさせられました。
私自身企画がユーザに対するものではなく
社内の目標達成にあまりに重きを置きすぎて
本来伝えたい内容からどんどんずれて来て企画が訳分からないものになる
というのは正直よくある話だからです。

意識的にユーザの目線を考えて企画をやっていかねばと改めて実感しました。


私は恥ずかしながら伊藤直樹さんをad:tech tokyoで初めて知ったのですが
この本でも出ていたLove DistanceのCMを会場で見て非常に感動しました。
職種は異なるもののユーザのこころに響く企画やサービスを
私も提供していけるように努力しないとね。