もう1週間経ってしまいましたが、東京企画構想学舎の企画12人セミナーに参加しはじめました。
こちらは第2回 BACH幅 允孝さんの講義メモです。

私自身はこの話を聞きながら、

・いろいろ物議を醸している「キュレーション(笑)問題」
  →自分が知ってる得意な情報を集めることがキュレーションじゃないよね?
・直線的に自分が欲しい情報だけ取得可能になっていることの功罪
  →一見無駄だということが後で役立つことは実際に経験しているので
   そういった無駄をどうやって自分で取り入れていけばいいのか

について考えていました。

メモなので読みにくいと思うんですが、まあメモってことで勘弁してください。

=================================================================================
2011/09/08 2回目
BACH 幅 允孝さん
http://www.bach-inc.com/

−BACHの仕事−
本屋を作る
本のコーナーを作る
本のライブラリーを作る

----------
それぞれの場所に存在する磁場を慮り、その場所に合う本を置く

好きな本をただおすすめするのはおせっかいにしかならない
届けたい相手が両手を伸ばして届く範囲内に本を配置する
→インタビューで距離を縮めていく


e.g., 千里リハビリテーションライブラリー
http://www.bach-inc.com/senri.html

「脳卒中患者」以外の共通項のない人たち向け

インタビューは実際に本を見ながら話す
インタビューを繰り返すと本質が見えてきた、言葉にならないものも
 →当初は長い時間かけて読む全集のようなものを考えていたが、
  インタビューの結果以下のようなものに変更
・詩、短歌、俳句本
・フリップブック(パラパラ漫画)
・写真集


e.g., CROOZオフィス内の本棚
http://www.bach-inc.com/crooz.html

来社するギャルに見てもらう本棚

未知の相手(ギャル)にインタビュー
ギャル雑誌で勉強

----------
距離が縮まるというより、関わっていいと思えること



▼両手を伸ばした外側にあるものと、どう関係を結ぶのか?
両手を伸ばした範囲 − その外側
┗『ONEPIECE』    ┗『宝島』スティーブンソン
┗自分が知ってるもの  ┗自分が知らないけど関係性があるようなもの(気づき)

↑関係ないと一見思われるものを結びつける



“接吻の時” 谷川俊太郎−『手紙』
→チューおじさんがこれを元に谷川俊太郎作品に興味を持つ

----------
情報を得る方法は、どんどんワカサギ釣り的に
無数に散る穴々の断片は結びつかない
→氷はつながっている


自らの興味と興味がはからずもぶつかり
つながる瞬間こそものを知る悦び
→新しい未知が、きちんと自分の地図に描き込めること
┗自らが主体として関わるということ


----------
<責任の所在をはっきりさせないと、情報は信用されない>
→一番強い本屋は主人の顔が見えている本屋

e.g., SONYリーダーストア − 主語(店長目線)で語りかける
http://ebookstore.sony.jp/

商品を売るというよりも、文脈を売る
小さいからできる決め細やかな対応(VS kindle)

----------
どんな情報でもいい 問題は、そこに自分をどのように介在させるか

そして、自らに注入された新しさや面白さをどう差し出すのか?


アルベルト・マングェル 『図書館 愛書家の楽園』
<読書> ×情報収集
     ○解釈 関連付け 変貌 →エディトリアル


e.g., TSUTAYA TOKYO ROPPONGI
http://www.bach-inc.com/ttr.html

セグメントの再編集=本棚の編集

1冊の本ならただの本、しかしそれが何冊か連なることによって雄弁なメッセージになり得る


e.g., Tokyo's Tokyo
http://www.bach-inc.com/tt.html

そのものを置く環境を編集する
 東北に持っていく宮沢賢治の『風の又三郎』
 −東北地区に行くならのBest3(数値のランキングではなく主観でのランキング)

----------
◎大事なのは「セレクト」より「エディット」

セレクトショップ  <  エディトリアルショップ
 ┗世界中のものを見渡し      ┗世界中のものを見渡すがその選んだものを何とならべるか?
  そこからものを選ぶことに力点   どのような環境を置くかに力点


「見たことはあるけど、よく知らないもの」の素晴らしさを再発見してもらう視点へ

商品単体というより、文脈を買ってもらう届け方へ


----------
身体

ウェブの中に身体性を入れる

人は、その愚鈍かつ思うようにならないカラダから離れることはできない
→いかに身体が気持ちよくストレスの少ない状況で情報を得られるか


e.g., パークライブラリー@ミッドタウン
http://www.bach-inc.com/pl.html

敷物目当てなのに本に出会うことに

身体が本を忘れないようにすること