先日、本屋をウロウロしていたらこの本を見かけて面白そうだったので買ってみました。
批判的工学主義の建築 [ 藤村龍至 ]
批判的工学主義の建築 [ 藤村龍至 ]

建築については全くの門外漢なので、近現代の建築史は分からないし
Amazonのレビューを見ると、その捉え方について疑問を持っている方が複数いるようですが、
私が気になったのは「超線形設計プロセス」と本書で呼んでいた設計の手法でした。


建築物を設計するということは、建築家や設計する方が考えて図面やデータに落として
それをクライアントに納得してもらうようなプロセスだと思っていたので
個人的に意外だったのと、感覚的にWeb上で展開するビジネスや、システムを作る際に行っている
やり方と共通点が多いのではないかなど感じました。


もちろん、以前から設計をする時は
その設計を考える人の頭のなかではいろんな条件や要素に合わせていくために
いろんな思考や取捨選択を頭やデータ上で同じように行っていたんだと思うのですが。



ちなみに、この本の最後の方では、その手順の中に行政や教育機関が絡んでいった事例が取り上げれられていて
BuzzWord化しているコミュニティデザインと呼ばれているものともリンクしているんだなと。


こうなってくると人によっては設計する行為を自分のコントロール下に置けないので、
嫌だと思う方もいるんじゃないかなと思いますが
実際携わっている方はどう思われているんでしょうかね?


それはともかく、私はこの本を建築というより
物事を動かしていくための手法の参考になるなと感じて手に取って読みました。
内容も平易で読みやすかったです。