日々考えるいろいろなこと

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カテゴリ: 読書

ここ数年読書をすることがめっきり減ってしまって、
特にビジネス系の本はできるだけ読まないようにしてるんだけど

そんな中2016年になって偶然見つけた2冊の本で
自分のことを見つめなおすことがありました。

まず1冊目は渋谷のHMV & BOOKSでぶらぶらしていて見つけた文庫本。
思いを伝えるということ (文春文庫)
大宮 エリー
文藝春秋
2014-11-07

誰でもない、ほかの誰でもない
あなたに愛されたいあなたの心
それが出来なければね
残酷なようですが
誰からどんなに愛されたって
幸せなんて、なれない
絶対になれないんです
(大宮エリー著『思いを伝えるということ』周りを傷つけているあなたへ より)


そして、今度行くイベントで知ったこちらの本から。

かなわない
植本一子
タバブックス
2016-02-05

あなたは全く自分を愛していません。可愛いとも思っていません。
(中略)
自分のためになにかしようとしますか?たいがい誰かの役に立ちたいとかじゃないですか?逆にいうと必要とされていなければ全く無価値とかんがえてますよね。そこがとても問題なんですよ。他人から許可をもらって初めて自分がいてよくなる。だからあなたはそれをくれる人がいないと存在していないんですよ。それに耐えられない。一人で立つということは一人で居ても、許可をもらわなくても、自分に価値があると思えることです。与えてもらうのではなく、自分が自分に丸をつけて生きているということです。
(植本一子著『かなわない』より)



人生で躓いて結局立ち直り切れていないんだけど
当時失敗して人を不幸にしてしまったこと、
そしてそれから立ち直れていない理由の一端が分かった気がしました。
後悔先に立たずだけど。

でも、ずっと支えていた胸のつかえが少し取れた気がして
気持ちが少し楽になりました。


先日、本屋をウロウロしていたらこの本を見かけて面白そうだったので買ってみました。
批判的工学主義の建築 [ 藤村龍至 ]
批判的工学主義の建築 [ 藤村龍至 ]

建築については全くの門外漢なので、近現代の建築史は分からないし
Amazonのレビューを見ると、その捉え方について疑問を持っている方が複数いるようですが、
私が気になったのは「超線形設計プロセス」と本書で呼んでいた設計の手法でした。


建築物を設計するということは、建築家や設計する方が考えて図面やデータに落として
それをクライアントに納得してもらうようなプロセスだと思っていたので
個人的に意外だったのと、感覚的にWeb上で展開するビジネスや、システムを作る際に行っている
やり方と共通点が多いのではないかなど感じました。


もちろん、以前から設計をする時は
その設計を考える人の頭のなかではいろんな条件や要素に合わせていくために
いろんな思考や取捨選択を頭やデータ上で同じように行っていたんだと思うのですが。



ちなみに、この本の最後の方では、その手順の中に行政や教育機関が絡んでいった事例が取り上げれられていて
BuzzWord化しているコミュニティデザインと呼ばれているものともリンクしているんだなと。


こうなってくると人によっては設計する行為を自分のコントロール下に置けないので、
嫌だと思う方もいるんじゃないかなと思いますが
実際携わっている方はどう思われているんでしょうかね?


それはともかく、私はこの本を建築というより
物事を動かしていくための手法の参考になるなと感じて手に取って読みました。
内容も平易で読みやすかったです。

先日書店でふとこちらの本を見つけて買ったのですが、
夜と霧の生きる意味についての問いについて、斎藤 環氏が
「固有性」という観点で読みなおしていたのが個人的にしっくりきました。

現代思想imago 総特集=ヴィクトール・E・フランクル現代思想imago 総特集=ヴィクトール・E・フランクル [ムック]
著者:ヴィクトール・E・フランクル
出版:青土社
(2013-03-18)

 ここで必要なのは、生きる意味についての問いを180度方向転換することだ。私たちが生きることから何を期待するかではなく、むしろひたすら、生きることが私たちからなにを期待しているかが問題なのだ。(中略)もういいかげん、生きることの意味を問うことをやめ、わたしたち自身が問いの前に立っていることを思い知るべきなのだ(『夜と霧』みすず書房)。

 「人生に果たして意味などあるのか」という問いに縛られている人は、自らの存在の固有性を捨て、われしらず特殊性に向かおうとしている。こうした問いを発しているとき、この人が言うところの「意味ある人生」とは、他人から称賛されるような人生、地位や名誉、経済力などにおいて他人より優れた人生を意味していることがほとんどだ
 それゆえにこの問いはすでに「意味などない」という結論が折り込み済みであるのみならず、自らの存在の固有性を特殊性(記述可能性、あるいは比較可能性)へと解体してしまいかねないという意味で、二重の危険をはらんでいる。にもかかわらず、多くの患者が―むろん患者に限らないが―こうした問いに釘付けになってしまう。
 「問い」の方向を変えること。これはけっしてトリッキーな言葉遊びなどではない。「人生から意味を問われている」と考えることは、意味の決定をなんらかの超越性に委ねる身振りを孕んでいる。そして「空虚さ」を巡る問いのほとんどは、この種の超越性(神などの超越性であってもよいが)に決定権を委譲するだけで半ば解決するのだ。(「フランクルは誰にイエスと言ったのか」斎藤 環)

楽天トラベルでは2009年の8月からTwitterを活用しています。
http://twitter.com/RakutenTravel

▼リリース時に自分が書いたブログ
http://electronica02.com/archives/51877199.html


この年の終わりあたりから
いわゆる「軟式アカウント」というのが出てきて
ダジャレやゆるいツイートをすることが
さも成功事例として取り上げられてきました。

※最初にそれをやった方に問題があるというよりも
表面的に真似ただけの多くの方々に問題があるのですが。。。

まあ、そんなブームもいつの間にか終わったわけですが
個人的には3月11日の東日本大震災発生後
メール、電話に次ぐ3つ目のツールとして
Twitterで震災で困っているお客さまのサポートを
させていただいたこともあり
販促の役割でTwitterを使うというよりも
「お客さまの声を聞く」「聞いた声をサービスの改善に生かす」
ほうに関心のほとんどが向いています。

そういった意味でこの本は待ち望んでいて
非常に興味深く読ませていただきました。
※特に付録の金澤さんのインタビューとかw

Twitterアクティブサポート入門
Twitterアクティブサポート入門


【もくじ】
第1章 アクティブサポートのすすめ
第2章 アクティブサポートをはじめよう
第3章 担当者を選ぼう
第4章 ツイッターアカウントを用意しよう
第5章 担当者をトレーニングしよう
第6章 運用を開始しよう
第7章 アクティブサポートのケーススタディ
第8章 アクティブサポートの効果測定

この本1冊あれば販促のためということだけではなく
広くTwitterを活用することが出来ると思います。

ただ厄介なのは
・そもそもお客さまの声を聞くことにに力を入れたいと思っているのか
・担当者がしっかり人事的に評価される組織なのかどうか
かなと思います。

やれ
「ザッポスすばらしい!」
「ソフトバンクモバイルすごい!」
って話は前から聞くんですが、
それに続く事例が出てこないのって実際そういう問題なんだと
思うんですよね。

まあ、この点は誰の悪いとかじゃなくて
誰かが意思を持って解決するしかないですねw

情報社会のいま
情報社会のいま

こちらの本を週末に読んだのですが、近代社会の進化の大きな流れを俯瞰で理解できる
素晴らしい本でした。こちらで気になったフレーズをメモしました。
※これを受けて自分はどう思うのかは、少し時間を置いて書きたいと思います。

私たちは複雑な社会を単純な秩序に従っているものと解釈することで、
それを”理解”し(たつもりになっ)たり、記憶したりすることが楽になるのです。
それが”物語作り”です。
(P10)

----------
”文明”について、”技術”と”思想”というもっとも基本的な”文明素”に注目して2種類に分ける

(1)技術を重視する”技術文明”
→技術文明は、技術の新しい発展段階を産み出すような文化をもつ
(2)思想を重視する”思想文明”
→思想文明は、思想の新しい発展段階を産み出すような文化をもつ
(P12、13)

----------
既存の技術文明が行き詰まったところで新しい思想文明が台頭して
そのなかで思想の新たな突破がみられる一方、
既存の思想文明が行き詰まったところで新しい技術文明が台頭して
そのなかで技術の新たな突破がみられる
(P14)

----------
今日の”地球社会”の特徴
(1)現存する主要な文明は、思想文明としての”宗教文明”と技術文明としての”近代文明”の二つになる
(2)思想の衰弱と技術の発展が進むなかで、”宗教文明”から”近代文明”への大々的な移行が
    ー両文明の部分的な衝突と時を同じくして ー発生している
(3)とはいえ、繁栄を誇った”近代文明”もようやく行き詰まりを見せるようになり、
   その後継文明としての”智識文明”の出現の兆しがあちこちでみられるようになっている
(P16)

----------
近代社会の進化の大きな流れを、S字波(sigmoid)モデルを使って考察
16世紀後半以降の西欧近代社会の進化の流れを大局的にみてみると、ほぼ200年ごとに、
軍事力が集中的に増大する”軍事化局面” 16世紀後半〜
経済力が集中的に増大する”産業化局面” 18世紀後半〜
情報力が集中的に増大する”情報化局面” 20世紀後半〜
の出現がみられた

これらの三つの局面はそれぞれ狭義の近代化そのものの三つの大局面(出現局面、突破局面、成熟局面)にあたる

現在は、近代化全体の成熟局面にあたると同時に、軍事化の定着局面、産業化の成熟局面、情報化の出現局面にもあたっている
(P58)

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情報化の大局面を三つの”情報革命”の小局面に分解
情報化の”出現”局面(第一次情報革命) 20世紀後半〜
→人々の目的の実現にとっての手段となる知識や情報の急激な拡大が見られる
情報化の”突破”局面(第二次産業革命) 21世紀後半〜
→手段よりも目的にかかわる知識や情報の増進として始まることになるだろう
情報化の”成熟”局面(第三次産業革命) 22世紀後半〜
→目的と手段を統合するような高次の”智”の増進を伴いながら起こると想像される

第一次情報革命の出現局面では、新しい意識と行動様式をもつ個人や集団が台頭する
→彼らの主たる関心事は、”市場”よりもむしろ”智場”と呼ぶことが
   適当な社会的相互作用の場で、”通識”を共働して生産・通有したり、
 それを基板としてさらに新たな恊働活動を展開すること
→マスメディアや既存の知的財産権の所有者たち、既存の政治権力にとって脅威とみなされ、
 それを圧殺しようとする試みや、それを新しいビジネスに転換・吸収しようとする試みが
   既存の諸勢力によってさまざまな形で行われます。
→それに反発する智民や智業たちは”智民革命”を起こそうとするでしょう。
→単なる政治革命を超える”智民革命”がどこまで過激化するかそれとも穏健なものにとどまるか、
   またどこまで成功するかは、それぞれの国のおかれた歴史的・社会的条件や、
   そのなかで関係諸主体が選び取る姿勢や戦略にもよる
(P75〜78)

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日本でいち早く始まった”情報化論”の論者たちは、”情報社会”とは”産業社会”の次に来る
新しい社会だという共通認識をもっていました。
しかし、”情報化論”を流行させるきっかけを作った論文が「情報産業論」と題され、
”工業社会”の次にくる社会が”情報産業社会”だとされていたことは、
議論に多少の混乱をもたらす結果にもなったように思われます。

情報の産業化
→”産業”の提供する”商品”として”定価”で売られるようになること
   産業の情報化
→第二次産業革命局面に出現した諸種の産業(さらには第一次産業革命以来の既存産業)が、
   第三次産業革命の技術や機械を利用するようになることを
  ー 第三次産業革命それ自体を担う新産業である情報通信産業の出現と併せて ー 意味する
(P79〜80)

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本来の意味での情報化時代とは、商品の販売よりも通識の通有が、富のゲームよりも
智のゲームが支配的な社会活動になる時代なのだとすれば、
それを支える技術としては、広い意味でのソーシャルメディアの作り方や運用の仕方にかかわる技術、あるいは、戦争と競争の技術とは区別される協力ないし恊働の技術のような”ソーシャル技術”が
重視されるようになって当然でしょう。
(P81)


この話の流れで考えてみると今後の政治や社会の流れも
ざっくりと予想できるのではないかと思います。

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略
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昨日やっと『フリー』を読み終えました。
その中で書かれていたフリーのビジネスモデルについてメモ。

1.直接的内部相互補助
 例)サービスは無料、製品は有料
   ひとつ買うと、もうひとつは無料

2.三者間市場あるいは市場の二面性(ある顧客グループが別の顧客グループの費用を補う)
 例)クレジットカードの発行は無料で、商店から決済手数料をとる
   PDF文書の閲覧ソフトは無料、作成ソフトは有料

3.フリーミアム(一部の有料顧客が他の顧客の無料分を負担する)
 例)低品質のMP3は無料、高品質のCDは有料
   オンラインゲームは無料、そのゲームをさらに楽しめる会員登録は有料


これでいうと、アバターの有料アイテムはフリーミアムに分類されるということでしょうか。

こんな記事
mixi アプリ、半数が「有料になったら利用しない」――MMD 研究所が報告

もありましたし、すぐフリーミアムが一般的になるとは思えませんが
新しい流れとして理解していきたいと思います。

「伝わる」のルール 体験でコミュニケーションをデザインする「伝わる」のルール 体験でコミュニケーションをデザインする
著者:伊藤 直樹
販売元:インプレスジャパン
発売日:2009-09-17
おすすめ度:4.0
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今日はこの本を読みました。
非常に発見の多い本でしたのでその気になった点をメモ。
お客さんに対してこちらから働きかけ、そこで起こった行動に対してさらに働きかけ・・・・・・と相互関係を作り出していくことで、カタルシスのある"体験"を提供している。こういうものがインタラクティブを用いたコミュニケーションの基本だとぼくは考えています。(P45)

企画のよしあしは、やはりビッグアイディアで決まるということでしょうかね。ビッグアイディアというのは企画のコアになるアイディアで、キャンペーンのコンセプトにあたる部分です。<中略>まずはそこを見つけることです。それがなければなにもはじまらない。そのうえで、ビッグアイディアを囲むようなイメージで、メディア展開の仕方や、コピー、デザインといった表現などのキャンペーンを構成するすべてを考えていくんです(P66〜67)

注意しなくてはいけないのは、ビッグアイディアがシンプルなものになっているかどうか、というところですね。すべての中心になるものであり、コアメッセージでもありますから、考え抜いて、ムダを削いで、ひとことでいえるくらいところまで整理しておく必要があるんです。(P72)

「身体性に根ざした体験」を提供できるところに、インタラクティブの本当の可能性がある(P126)

最近はクロスメディアなんていって、やたらとメディアを掛け合わせようとする傾向があるようですが、仕組みを複雑にすればいいというものじゃないんです。大切なのは、必要なメディアだけを使って、必要な体験を提供することですから、余計なことはしなくていいんですよ。(P185)


ビッグアイディアの件なんかは特にぎくりとさせられました。
私自身企画がユーザに対するものではなく
社内の目標達成にあまりに重きを置きすぎて
本来伝えたい内容からどんどんずれて来て企画が訳分からないものになる
というのは正直よくある話だからです。

意識的にユーザの目線を考えて企画をやっていかねばと改めて実感しました。


私は恥ずかしながら伊藤直樹さんをad:tech tokyoで初めて知ったのですが
この本でも出ていたLove DistanceのCMを会場で見て非常に感動しました。
職種は異なるもののユーザのこころに響く企画やサービスを
私も提供していけるように努力しないとね。

ドーンドーン
著者:平野 啓一郎
販売元:講談社
発売日:2009-07-10
おすすめ度:4.5
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去年読んだ『決壊』が良かったので改めて読んでみました。
そこで気になったフレーズをメモ。

それは分人主義dividualismについての件。

P129
人間の体はひとつしかないし、それは分けようもないけど、
実際には、接する相手次第で、僕たちにはいろんな自分がいる。

<中略>

相手とうまくやろうと思えば、どうしても変わってこざるを得ない。
その現象を、個人individualが、分人化dividualizeされるっていうんだ。
で、そのそれぞれの僕が分人dividual。個人はだから分人の集合なんだよ。
?そういう考え方を分人主義dividualismって呼んでる。


P134
「人を好きになるって、・・・・・・その人のわたし向けの
ディヴィジュアルを愛することなの?それを愛するわたし自身も
その人向けのディブ?分人?インディヴィジュアル同士で愛し合うって、
ひとりの人間の全体同士って愛しあうって、やっぱり無理なの?
そこに拘るのって、・・・・・・子供じみた無意味なことなの?」


分人主義についてはこの物語で何度も語られてるところですが

自分がその人のすべてが分かったと思っても
相手が自分用に分人を使っていて、
そこが気に入っただけかもってこともあるでしょうし、
そもそも、その人の全部って何?っていう
根本的な疑問もあるわけですよね。

そして分人とテクノロジーが掛け合わせられた時
私たち人間はどうしていけばいいのか

話の面白さ以外に根本的なことを考えさせられる1冊でした。

市場の変相
市場の変相

普段は経済系の本をあまり読まないので読んでみました。
■ノイズの中のシグナルを見極めるための6つのステップ
 1.市場で以上な動きを作り出しているノイズの
   発信元を見極める
 2.「どんなノイズでも重要なシグナルを含んでいる
   可能性がある」という心がけを徹底する。
 3.経済や市場の現象を演繹的にモデル化し、
   それに基づいて実際のシグナルの内容を吟味する。
 4.シグナルの中身を評価する際に、「行き先に影響する
   要因」と「道中に影響する要因」を区別する。
 5.この過程を終えたら(終える前でなく)、積極的に
   専門家やコメンテーターの意見に耳を傾ける。  
 6.景気循環的な変化だけでなく、底流での永続的な変化も
   見いだせるように、先入観を持たずに注意する。 (P97)

■人間は「理解可能な所として世界を見たい」願望に基づき
 理解不能なほど複雑な現象を目撃すると
「事後の説明」へ逃げ込み異常現象を矮小化する傾向がある。
(P111)

これって経済の話に限ったことじゃなく
今の自分の職場で置かれている状況も一緒かなと。
つまり、一時的な異常じゃなくて
社会全体が変化してるってこと

出張が減っているのは景気が悪いからっていうけど
ビジネスの決断のスピードを早められる必要に迫られ
テレビ会議とか技術的な進歩もあって
景気がいい悪いに関わらず、わざわざ出向く必要がなくなってるから
景気が良くなったところで回復することは考えにくいし

最近の若い人が海外旅行に行かないって嘆かれるけど
その世代からしてみると、海外に行くベネフィットより
その他ことをやったほうが満たす方が自分にとっていいし
年寄りが若者を搾取するような社会システムだと
そもそもそんな余裕ないしって人も多いし。

脱線しましたが、世界経済の変化は
自分たちのビジネスにももちろん影響があるわけで
もっと詳しくならないといけないなと感じました。

オバマ現象のカラクリ
オバマ現象のカラクリ

最近読書量が減ってたので、これからまた頑張ってみる。
先日のACフォーラムでも話題になっていたオバマ現象の件。
■「説得」ではなく「共感」
■属性分析だけではなく価値観分析
 →潜在意識を掘り起こす
  何となく「気づかせる」メッセージ発信が効果的
■商品が良くなければコミュニケーションをしても売れない
■共感のコミュニケーションは時間がかかる
 →ハマるとコミュニケーション・レバレッジによって絶大な爆発力を発揮する
■ブランドではなくレピュテーション(評判)へ
 →ブランドは説得、レピュテーションは共感によって作られる
■戦略コミュニケーション
 →1.コミュニケーションを意識する
  2.あらゆるものをメッセージ化する
  3.コミュニケーションレバレッジを効かせる


選挙の話ですが、マーケ的にも非常に参考になりました。

しかし、こういう話を聞くと
選挙カーでただ名前を連呼してるだけの
日本の選挙が滑稽に見えますね。。。

今週末は土曜はROVOのライブに行ったので
日曜は家でゴロゴロしながら読書してました。

読んだ本はこの2冊
コミュニケーションをデザインするための本 (電通選書)

コミュニケーションをデザインするための本 (電通選書)
次世代マーケティングプラットフォーム 広告とマスメディアの地位を奪うもの
次世代マーケティングプラットフォーム 広告とマスメディアの地位を奪うもの

前者はこれからユーザーに広告していくためには
「仕組みではなく気持ちをデザインする」
「技術や仕組みは目的ではなく手段」ということが書かれていて

後者は自動化したマーケティングが今後拡大していくという
なんか正反対なことを言っている気がしますが
結局は両方が同時進行で進んでいくんだなと思いました。

自分はテクノロジーの動向を追ってくのはもちろん必要ですが
いかにしてユーザーにコミュニケーションしていくのかを
考えるだけではなくてそれを型にできるように
スキルを上げていかなければと感じた1日でした。

決壊 上巻

決壊 下巻

この前も読んでいるといっていたこの小説ですが
仙台に行っている間に下巻も読み終えました。
いろいろな感情が湧いてしまって自分の中でまだ整理が出来ません。

ちなみに、この本、ページの端が黒くなってて
手に汗かきつつ読んでるとページが汚れてしまいます。

平野さんのブログにもこう書かれています。
よく「手に汗握る」と言いますが、『決壊』を読んでいると、ページが汚れやすい場面と汚れにくい場面とがあることに気がつきます。つまり、読み手の緊張感が高まって、手に汗がにじんでくると、小口を押さえている親指にインクがついて、ページの端が汚れてしまう。非常にアナログな原理なのですが、これは、読者が本を読み進めていく時の自律神経の動きを、1ページごとに記録してゆく装置になっているわけです。
『決壊』刊行にまつわる諸々


古本屋に出す人は困ると思うけど
面白いなと思いました。
本というパッケージをうまく生かしてますよね。

ビジネス脳を磨く [日経プレミアシリーズ] (日経プレミアシリーズ 6)

週末読んだ本が非常に印象に残ったのでメモ
■工業社会から情報社会へ移行してビジネスのルールが変わった。
■感性社会に移行
  ・これをやれば必ずこうなるという決まりきった解答がなく、
   単一の解もないこと。
  ・今日の解は明日の解でないこと。
  ・A社の解はB社の解ではないこと。(P68)


これって今まで分かったつもりでいたけど
ムキになるとすぐに忘れちゃう事だなと思いました。

ついこの前も他社の事例を調べて
「これをやらないからダメなんですよ!」と言ってた
自分がいたりしたし・・・

多くの客に物やサービスを買ってもらうことにしても
ライバルが安くしてるから自社でやっても失敗したりするし
セオリー通りやることが必ずしもビジネス上は正解ではない
難しい時代に私たちは生きているなと改めて実感しました。

価値創造、そして感性の時代
私には何が出来るんだろうか?






monocle

連休2日目はのんびり読書。
この前買っていたMONOCLEを読んでみました。
英語力がないので読むのにかなり時間がかかるのですが
日本の話題も載っていて勉強になります。
年末までにはすらすら1冊読めるようになりたいなあ。。。

CODE VERSION 2.0

今日、amazonからのメールで
CODE VERSION 2.0の邦訳が出ることを知りました。
著作権に興味を持つようになったのは大学のときに
CODEを読んだから。

正月休みに読む本を選定中ですがこれはその1冊に入れようかな。

夜と霧新版夜と霧新版

ふとしたことからこの本を読んでみました。
そんなに厚い本ではなかったのですが、
人生におけるエッセンスみたいなものがあるなと思いました。


以下、本からの引用ですがメモとして残しておきます。

わたしたちが生きることからなにかを期待するかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題なのだ。

-----
生きるとはつまり、生きることの問いに正しく答える義務、生きることが各人に課す課題を果たす義務、時々刻々の要請を充たす義務を引き受けることにほかならない。

ネクスト・マーケットネクスト・マーケット

今日は気合を入れてこの本を1日で読み終えました。
(約500ページ、うち300ページは1ページ2段。。。)

1日2ドル未満で生活する人々(Bottom Of the Pyramid)向けの
ビジネスのケーススタディがいろいろ載っていたのですが
高所得者だけに目が向きがちだった最近の私にとっては
勉強になることが多い本でした。

世界の50億人がBOPってことは超大きな市場ですしね。

ケーススタディの中には
ITを使って農業が効率化された事例もあったのですが

情報をみんな公平にやり取りできるインターネットの仕組みは
やっぱりすばらしいな
これからもインターネットに関連したビジネスを
ずっとやっていきたいなと改めて思いました。

今日は髪を切った後、六本木ヒルズで読書。
家で読むと寝てしまいますが、環境が良いので読書がはかどります。

さて、今日読んだ本はこれ。

ディズニーが教える お客様を感動させる最高の方法


ディズニーが顧客満足をあげるために
どのような取り組みをしているのかを紹介していましたが
テーマパークだけではなく、
自分の仕事にも参考になるフレーズがあったので
メモしておきます。

セットをデザインするときの原則を示した
「ミッキーの十戒」というリストだそうです。

結構ギクッとさせられました。。。

※以下、『ディズニーが教える お客様を感動させる最高の方法』
 P111〜P112を引用

----------
1.お客様を知る−セットをつくりはじめる前に、だれが使うのかをきちんと理解する。

2.ゲストの気持ちになる−人間というファクターを忘れてはいけない。セットをお客様として経験し、お客様の視点で評価する。

3.人とアイデアの流れを整理する−セットを物語と考え、その物語を順序どおり整理して話してみる。お客様の流れをデザインするときも、同じ規則と論理を用いる

4.目を引くもの(ウィーニー)をつくる−無声映画業界で使われたスラングを借り、ウィーニーをウォルト・ディズニーは"視覚の磁石"と呼んでいる。つまり、お客様の目をこちらに向かせ、関心を引きつけるために使う視覚的な目印である。

5.視覚リテラシーを使う−言語は言葉によるものとは限らない。色、形という共通の言語を使い、セットを通じて情報を伝える。

6.過負担を避け、わくわくする気持ちにさせる−お客様をデータ責めにしてはいけない。お客様が望むときに望む情報を選ばせる。

7.一度にたくさんの話をしない−ひとつのセットで複数の物語を表現しようとすると混乱を招きかねない。大きなアイデアをひとつ決め、それに応じたセットをつくる。

8.矛盾を避け、独自性を保つ−細部やセットのひとつひとつが、組織の独自性と使命を支え、推し進めることができるようにする。

9.一オンスの努力で、一トンのもてなしを−お客様のすべての感覚に訴える相乗効果のあるセットをつくり、お客様に最高のものを提供する。

10.努力をつづける−決して満足せず、セットをつねに整備する。

ここ数日、寝る前に本を読んでいました。
これがまた読むのに疲れる本でした。。。

心にナイフをしのばせて


最近話題になっている本ですが

■愛する人を失うのってどんなに辛いことか
■更正するってどういう意味か?

ってことを考えさせられました。

この本の中に出てくる殺された少年の家族のその後を読んでいると
家族をはじめとして友人など周りの人も
昔の事件を今でも背負って生きているという事実が
私の胸を締め付けさせました。


一方、四半世紀前に人を殺しておきながら
自分の過ちを悔いることなく正当化だけして
弁護士として暮らしているってどんな気持ちなのか?

名声を得るという意味では成功なんだろうけど
人間としては絶対に認めることは出来ないなというのが私の感想。
彼はホントの所昔起こした事件をどう思っているのかは
知るすべはないのですが。。。

今日は久しぶりに六本木ヒルズのライブラリーに行ってきました。

というのも、昨日家で本を読もうと思っていたら
案の定寝てしまったので・・・
心が弱いので環境を変えてやらないと本が読めないようです。

その帰りに本屋で久々に興味深いものを見つけました!
ということでGW後半の課題図書に決定です。

ユリイカ詩と批評/菊地成孔

↑分かる人しか分かんないでしょうけど
流し読みしたらすんごい面白そう。
6月のライブの予習もかねて。


プラス前から読もうと思って買っていたこの本も
同じく課題図書に。
人を動かす新装版

GWに遊びにも行かずに読書とは相変わらずさみしいもんですが
今は勉強の時期ということで。

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